ものごとにぷらす

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職能給は局所的共産主義である

日本の会社は職能給がほとんどです。
 
職能給というのは、その人の成果ではなく、能力で給与を決めるというものです。
 
年功序列制度というのは、職能給に年齢という軸を与えたものになります。
 
 
わたしはこの職能給に物申したい。
 
職能給は局所的共産主義ではないのかと。
 
 
 
共産主義とはざっくり言うと
 
どんな仕事をしていても給与は一律同じという資本主義に相反する仕組みです。
がんばってたくさん働いても、サボって働かなくても給料は同じになるのです。
 
 
 
職能給はこの共産主義に非常に近いのです。
 
 
最大の理由は給与が成果で決まらないところです。
 
能力がある人が正当に評価されていれば、それほど問題はないでしょう
 
しかし、職能給では能力が無い人が頑張って、莫大な成果を上げても、
 
 
 
極端な話をすれば、
1億売り上げようがその人に能力がないと会社に判断されれば
給料はあがらないのです
 
普通はそんな会社はやめるのが正解でしょうが
世の中はそこまでシンプルにできていません
 
成果がわかりづらい業界、職種だと
もはやどんだけ頑張っても、頑張らない人と給料はほぼ変わらないでしょう
 
ここで共産主義を振り返ると
がんばってもがんばらなくても給料は同じでした
 
ということは、職能給は会社という組織内における局所的共産主義だと言えるのではないでしょうか