iOS9でなぜ広告ブロックされるのか
多くの人にはインパクトは薄いのか
想像よりも話題になっていない本件
「iOS9で広告ブロック」
機能についてです
概要はこうです
safariでネットを見る場合、
広告をブロックして表示を高速化させることができる
とのことです
利用者的にはとても素晴らしい機能だと思うのですが、
Apple側としてはどういった思惑があるのでしょうか?
本当のところはAppleさんしかわからないですが、
いろいろ想像してみることはできるので考えてみました
1. safariの高速化でiPhoneの販売促進
高速なsafariを搭載しているiPhoneということで
ブランドイメージを向上し、販売を促進するという理由。
明確でそれっぽく、とてもまっすぐな理由ですが
もっとドロドロとしたビジネスライクな理由が欲しいところです
2. アプリを増やしたい
ブラウザで広告収入を得られなくなった
サイトの持ち主はどうするのかというと
アプリを作ろうと考えるはずです
そうするとアプリが増えます
ブラウザからアクセスするサイトはAppleが管理できない領域ですが
アプリはAppleが審査をしているので管理がしやすいです
現状はどんな広告でも出せるアプリですが、
Appleの考え次第では自社広告以外は認めない
なんてことも容易なわけです
広告収入を得ているサイトを締め出し
↓
アプリを増やす
↓
アプリの広告を自社広告に絞る
なんていうプランを描いているのかもしれません
3. Googleの収益悪化を狙う
Appleの最大のライバルと言っても過言ではないGoogle
そのメイン事業である広告を真っ向から潰しにかかっているわけですから
これはガチンコの殴り合いでしょう
Googleを落とすことで自社を持ち上げたいのかもしれません
おわりに
個人的には2番目の理由が1番かなと思っていますが
最初から広告ブロック機能はオンになっていないらしいので
まだまだ実験段階なのかもしれません
メリットが多いと判断されれば
iOS10あたりでは完全に広告がブロックされるのかもしれません