ものごとにぷらす

生活をよりよくすることを書く

「最貧困女子」鈴木大介著

私が今読んでいる本は「最貧困女子」

 

最貧困女子

最貧困女子

 

 

かなり衝撃的なタイトルの本ですが

内容にもかなり衝撃を受けます

 

フィクションなのだとしたら、なんの盛り上がりもなく

ハッピーエンドなどとは程遠い

バッドエンドすらない投げっぱなしの

二流小説家の作品なのだろうと思うのですが

紛れもなくこの本に書かれていることは真実なのです

できればフィクションであって欲しかったと思うほど

現実感を感じられないほどの

どうしようもないリアルに引き込まれます

 

この本に出てくる最貧困女子は

身寄りもなく、その日その日を生きていくのに必死な

環境が違えば普通に生きていたであろう少女たちです

 

確かに現在の日本のシステム上

最貧困女子が生まれてしまうのは仕方がないのかもしれないが

あまりにも残酷で、解決を望んでも相当難しいであろう現実を突きつけられ

自分には何ができるのかを考えるが

どうしようもないことを悟ってしまうことでしょう