ものごとにぷらす

生活をよりよくすることを書く

見方を変えるといつもと同じ日常も変わるねという話

いつもと変わらない日常。

毎日、同じ場所に行き、代わり映えのしない人たちと会い、

昨日と似たような作業をし、同じ道を通って帰る。

そんな日常を送っている人が大多数なのではないでしょうか。

変化に富んでいる日常を送っているのであればそれが一番かもしれませんが難しいものです。

同じ日常を送ることは悪いことではないでしょう。

それだけ安定した生活を送れているということです。

 

見方を変えると同じものが違うふうに見える

変わらない日常というのは退屈なものです。

同じ視点で同じ日常を送っているとそう感じます。

しかし、新しい見方を手に入れると変化のない日常が美しく思えてきます。

例えば、

小説を書こうと思って日常を見てみる。

8時10分、急行電車に乗り込もうとすると、サラリーマンらしき男が網棚にビジネスバッグを置いていた。どうやらとても重いらしく大変苦労しているようだったが無事に乗せられたようだ。次の駅につくと、その男は感情の感じられない顔をしたまま、荷物を持たずに降りていった。

最後の1文は付け加えたフィクションですが、

電車に乗るところだけでも言葉に表現すると、つたないこんな文章でも

こんなにも小説みたいになるのかと

ここから物語が始まるのではないかと思え、ワクワクしてきます。

 

例えば、

写真を撮ろうと思って日常を見てみる。

http://www.flickr.com/photos/80072069@N00/282175159

photo by gullevek

写真は風景を切り取ることです。

ここから撮るといい感じかもしれない、

主役は電車で手前の花はピントを外すといい感じかもしれないとか考えてみる。

今まで変わらなかった日常が美しく景色を撮るためにどうすればいいのかを

考える作業にかわり、ドキドキしてきます。

 

このようにただ日常を送るだけでなく、様々な視点を持ち、見方を変えることで

楽しく、美しいと思いながら普段の生活をおくることも可能なのですという話でした。