仕事ができない人というのはどういう人のことか
いろいろな定義があると思いますが
ずんずんさん著の外資系OLは見た! 世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣
に書かれていた定義はこちらです
仕事ができない人ってなんだよ、とお思いになると思います。
いろんなダメ野郎がオフィスにはいますが、決定的なのは、
「仕事を自分のところに集める人」ではないでしょうか。
仕事を自分に集める人。
そうあいつです。
誰もが一人は思い浮かべるでしょう
むしろ、何人も思い浮かべてしまうのではないでしょうか
誰も思い浮かばないぜって人は
とても優秀な職場環境だと思います
仕事を集める理由
仕事に自分が必要不可欠な存在だと
居場所を作っているのはわかりますが
それを認めている職場は相当やばいです
非効率きわまりなく、遅かれ早かれ
組織として衰退していくか
競争力を失っていくことでしょう
外資ではすぐにクビ
外資ではそういう人材はリストラ候補になりやすいそうです(本書参考)
しかし、残念なことに日本の会社はそういう人材に溢れているように思えます
それではグローバル競争についていけない理由も納得というものです
スピード感と効率、すべてが追いついていけていない会社が多いのです
プログラマの三大美徳
プログラマには三大美徳というものがあります
- 怠惰
- 短気
- 傲慢
この中の怠惰は
全体の労力を減らすために手間を惜しまない気質
そう、自分で仕事を集めたりせず、
全体最適化して労力を減らすように手間を惜しまない人が
優秀なプログラマなのです
つまり最初の定義はプログラマにも当てはまるわけです
プログラマなのに非効率なやつはやめてしまえ
確かに優秀なプログラマでその人にしかできない仕事というのはあるでしょう
しかし、それをできる人を増やすというのも大事な役割ですし
誰にでも保守できるシステムを構築するのも優秀なプログラマの義務でしょう
しかし、優秀ではなく、似たような仕事を毎度のようにやっているにもかかわらず
自動化やマニュアル化を一切せずに淡々とこなしていくだけの人は
プログラマとしては2流でしょう
1流のサラリーマンを目指して
1流のサラリーマンには
いかに仕事を誰にでもできるようにしていくかが
問われているわけです
仕事をどんどん陳腐化して
自分はあたらいしことに挑戦する
これが1流の仕事サイクルでしょう
外資系OLは見た! 世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣 (中経出版)
- 作者: ずんずん
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