スティーブ・シーボルド氏は長年、富裕層の研究をして、その成果を発表し話題になりました。
お金を稼ぐ人には似たような性質があることをつきとめました。
それが著者の「金持ちになる男、貧乏になる男」で明らかにされています。
- 作者: スティーブ・シーボルド,弓場 隆
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2012/05/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次を読むだけでも参考になる
目次にすべての要素が含まれています。
各タイトルが
貧乏になる男は○○
金持ちになる男は○○
という風に対比されているのでわかりやすく、比較できます。
その中の一つを紹介します。
自由主義の国家の特徴は、まずお金を稼ぎ、次にお金でお金を稼ぎ、さらに多くのお金でもっと多くのお金を稼ぐことができる希望があることだ。
貧乏人は時間をお金に変える
時間は誰しもが有限です。
長時間働くことでお金を稼ぐことが唯一の金持ちになる方法だと考えているうちは
大金を稼ぐことは出来ないでしょう。
いかに長時間働こうとも、働くことからは逃れられないし、
今の2倍稼ぎたいのであれば、2倍働く必要が出てきます。
そんなお金の稼ぎ方で満足できますでしょうか?
アイディアをお金に変えるようにしよう
大金を稼ぐならアイディアをお金に変えましょう。
貧乏な人は創造的なアイディアを考えることはせず、
短絡的に時間をお金に変えていきます。
しかし、お金持ちはひたすらアイディアを考え、
それを実践し、大金を稼ぎます。
失敗もするでしょうが、懲りずにどんどん挑戦するのです。
今、著名な起業家の方々はそれを成し遂げてきているように思えます。
富裕層の考え方は確かに納得できますが、実践するとなると難しいです。
納得はしているけど、真に理解はできていないのかもしれません。
富裕層の思考を理解する上でも本書は役に立ちます。